矯正歯科について

  • 矯正歯科とは

    一般に歯列矯正は「歯並びをきれいにする」ということで、審美歯科というエステティックな面がクローズアップされておりますが、本来は歯の存在意義である“ものを咬む”ということをより効率よく行わせるために歯並びをバランスよく整える治療です。(機能的に優れたものは見た目にもバランスがとれている事が多いものです。)
    “ものを咬む”というのは消化の第一歩です。不正咬合があれば食べ物が細かくなりきらずに胃に送られることになりそれだけ消化器官への負担が大きくなります。お口の健康もからだの健康にはかかせないものなのです。それだけではなく正しい咬み合わせは、スポーツの際により強い力を発揮する源になります。激しいスポーツをしていても矯正歯科は可能です。当クリニックではアスリートの皆様を積極的に応援します。

矯正歯科と平行して口腔筋機能療法(MFT)も実施しております


デンタルクリニックファインビューでは矯正歯科と平行して口腔筋機能療法(MFT=お口の周りの筋肉、及び舌のトレーニング)も実施しております。歯の位置は、舌、口唇、頬筋、咬合筋など軟組織に大きく影響を受けます。また逆に歯並びによって、口唇の形態などに影響を及ぼす事もあります。MFTとは、歯列を取り巻く軟組織のバランスを改善するためのトレーニングの事です。
MFTを行う事でバランスが改善され、より美しい口元の獲得が可能になります。さらに指しゃぶりの指導、小学校受験のためのお子様の口元のバランス、発音の指導も行っております。

さまざまな歯並びの乱れ

01

出っ歯

上の前歯が下の前歯より著しく突出しているケースです。遺伝的要因のほか、指しゃぶりや歯の裏側を舌で押す癖があるなどの環境的要因によっても生じます。

02

受け口

下の前歯が上の前歯よりも著しく突出しているケースです。上顎前突と同様に遺伝的要因のほか、指しゃぶりなどの悪癖が発症に関わっていることもあります。

03

乱杭歯

歯が重なってバラバラに生えている状態です。叢生は日本人に多く、八重歯も叢生の一種と言えます。ブラッシングの難しさから、虫歯や歯周病のリスクが特に高い不正咬合です。

04

すきっ歯

歯と歯の間に隙間が生じている状態です。永久歯に生え変わる時期の空隙歯列は特に問題となりません。ただ永久歯が生え揃ってからも隙間があいている場合は治療が必要なケースもあります。

05

開咬

奥歯で噛んだときに前歯かみ合っていない状態です。咀嚼が十分にできなかったり、奥歯にダメージが蓄積したり、口呼吸になりやすかったりします。

06

過蓋咬合

上の歯が下の歯にほとんど覆いかぶさっている状態です。見た目にはほとんど問題ありませんが、噛み締めが強いことから、歯ぎしりや食いしばり、顎関節症を発症するリスクが高まります。

07

交差咬合

歯をかみ合わせた際、上下の歯の正中(真ん中部分)がズレている状態です。顔に歪みが生じたり、顎関節症のリスクが高まったりします。

歯並びの乱れをそのままにしていると・・・

不正咬合(歯並びの乱れ)は「歯並びがコンプレックスでネガティブな気分になる」 「見た目が気になってうまく笑えない」といった精神的に大きな影響を及ぼします。また、「虫歯や歯周病のリスクが高まる」 「咀嚼がうまくできない」といった身体面でも大きな影響となることもあります。下記に歯並びの乱れが引き起こす問題をまとめているので、ご自身に当てはまるものがある場合は当クリニックまでご相談ください。

歯並のせいで上手く笑えない


歯並びが気になり人前で笑えなくなったり、消極的になったりと、コミュニケ―ションをとることがストレスになってしまいます。

上手く発音ができない


歯並びの乱れで発音障害が生じ、聞き取りにくい発音になったり、舌足らずになる可能性もあります。例えば、ビジネス面で不利な状況になってしまうことも考えられます。

食べ物がよく噛めない


嚙み合わせが乱れていると、食べ物を細かく咀嚼するのが難しくなってしまいます。その影響で、栄養を十分に摂取できなかったり、胃腸に負担をかけたりするリスクが高まってしまいます。

虫歯や歯周病になりやすくなる


不正咬合の方は磨き残しが多くなってしまう傾向にあります。歯が重なっている部分のブラッシングが難しく、歯間ブラシも通りにくいので歯周病や虫歯のリスクも高まってしまいます。

歯並びの乱れが健康へと影響


歯並びの乱れによって、歯や口以外の病気の進行に影響する可能性があります。上手く口が閉じられない(口呼吸になりやすい)ことで、虫歯の細菌が増える環境になってしまいます。
顎関節症や睡眠時無呼吸症候群(いびき)などは歯科的なアプローチ(マウスピース)などが有効な場合もあります。

小児矯正歯科と成人矯正歯科の違い

小児矯正とは


子どもの矯正とは、歯の生え変わりにともなって、「一期治療」と「二期治療」に分かれます。
お子様の歯並びに、不安や疑問がある方は、いつでもお気軽にご相談ください。

成人矯正とは


矯正歯科は、大人の方でも受けることができます。矯正は一般的に、子供の歯並びを治すイメージがありが、これは子供のうちに矯正歯科を行う方が有利になる場合があるため、早期治療を勧めているのです。
実際には出っ歯や受け口、八重歯などを気にされている成人の方が審美的な改善をするために治療を始めるケースが非常に多いです。

より矯正歯科を知りたい方へ

01

治療内容を知りたい

実際に矯正に使う装置をご紹介しております。
一人ひとりに合わせた矯正方法を提案いたします。

02

いろいろと疑問がある

矯正に対して疑問に思うこと、実は同じように考えている方も多くいらっしゃいます。 そこでよくある質問集をまとめました。

03

実際に症例を見てみたい

当クリニックの実際の症例集を基に実際にどのように歯列矯正が行われていくかをご紹介しています。

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